国際的協力のための諸条件 3
現在のような状況においては、開発のための長期的資源移転の既存メカニズムを強化し、またそのための新しいメカニズムを導入するとともに短期的な国際的安定要請にも応える一連の措置が求められています。
国際的民間銀行が金融仲介機関として1970年代に果したような役割(すくなくとも70年代のような程度には)を再び担って行くとは思われません。
これら銀行の最近における行動からみて、民間金融市場がそれ自身の自由な行動を通じて最も適当な解決を見出すであろうと信ずる理由はありません。
民間金融市場の役割はその機能を改善することによって強化できます。
しかし、最近の経験は公的チャンネルを通じての資金流量の拡大が極めて重要なことを示唆しています。
この方向での限定された努力は既に行なわれており、例えば、IMF出資割当額(クォータ)の再評価、最近における地域開発銀行の増資あるいは世界銀行の選択的増資に関する暫定合意があります。
しかし、これらは十分とは言い難いものです。